ソフトタイヤでのアタックとその後の苦戦

日本GP初日、アレックス・マルケスは厳しい表情を浮かべながら走行を振り返った。午前・午後ともに思うようなフィーリングを得られず、特にフロントの感触がつかめなかったことが大きな壁となった。ソフトタイヤでの序盤アタックは一定の手応えを残したものの、その後はイエローフラッグなどの影響もあり流れをつかめないまま終始苦戦。マシンの挙動に悩まされる中、Q2進出をわずかに逃す悔しい結果となった。

苦戦の一日を振り返る

「今日は最悪でしたね。午前も午後もよくありませんでした。最初のソフトタイヤのアタックは悪くなかったんですが、その後はイエローフラッグにも阻まれました。今日は皆苦戦していましたが、自分もフロントにフィーリングを感じることができませんでした。バイクを止めることができなかったんですが、明日に改善策を見つけたいと思います。いくつかポジティブなこともあってもQ2も僅かな差で逃しています。明日に向けてポジティブに感じていきたいと思います。」

タイヤ選択とセッティングに課題

「前後ミディアムでの走行ですが、リアタイヤのソリューションを考えたいですね。リアにソフトを履けばグリップは改善することはわかっているんですけどね。明日に向けてしっかりと作業を続けたいです。フロントからの転倒はセッティングが上手くいっていない証拠ですね。Q1は15分しかありませんが、バイクの挙動を理解してコンスタントに走行したいですね。最大限の力でプッシュしたいですしQ2に進出したいと思います。」