例年は苦戦するル・マンで優勝したマルケス。唯一リアにハードタイヤを選択し、後半のペースはもともと期待されていたわけですが、安定した走りで見事優勝。これでマルケスは最高峰クラス38勝となり、ケーシー・ストーナーの記録に並び、チャンピオンシップのリードをさらに広げました。
サイモン・クラファー
「今回はリアにハードタイヤを選択し、レースをほぼ完璧にコントロールしました。今日はどこかヒヤッとする場面はありましたか?」
マルク・マルケス
「今回は皆のペースが接近していたのでタフなレースでした。今日は昨日に比べるとグリップが少し低くて、特に今朝はフロントタイヤのグリップが低くて苦戦しました。リアタイヤを適切な温度にするまで時間をかけていたんですが、それでも序盤からプッシュしていきました。ここではいつもは苦戦するわけですから、この勝利は重要なので嬉しいですね。」

(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。