地元ミサノでFP3をトップタイムで終えて上機嫌のロッシだったが、予選では若手3人に続いて4位となった。MotoGPでもF1同様に導入されるかという話の無線については、ロッシはポジティブに捉えているようだ。なお、ドルナの発表によると無線はあくまでもイエローフラッグやペナルティーを迅速に伝えるためのものとしている。
バレンティーノ・ロッシ

ミサノでトップタイムで終えるのは最高

バレンティーノ・ロッシ

ミサノでFP3をトップで終えるのは最高ですね。ペースは良いですしフィーリングも悪くありません。このトラックではヤマハは常に戦闘力が高いですよね。オーストリアの2戦は本当に苦しい戦いでした。」

「今日は午後に新しい内容を試したところポジティブな変化は得られませんでした。タイヤに関しても幅広い選択肢がありますから、皆が選択を悩んでいる状態でした。フロントローを逃したのは残念でしたが、ヤマハは皆良いペースがあるようです。」

「金曜から上位3名は素晴らしい走行をしています。自分も明日のWUPで改善をして表彰台を狙いたいですね。」

無線コミュニケーションは悪くない

「MotoGPでも無線を使用するのは悪くないと思いますよ。自分は年寄りではありますけど、車のレースもたまにします。車の場合はチームとのコミュニケーションはほとんど無線です。」

「F1は無線を多用していますが、MotoGPがF1よりも面白いのは無線がないからではないと思いますよ。ボックスとのコミュニケーションが出来ればレースのレベルはさらに上がると思いますし、練習走行などでスローダウン走行している時は、チームと会話がしやすいでしょうね。」

「無線を使用するのは興味深いですし、それでMotoGPがつまらなくなるとは思いませんね。