今年もKTMのRC16の開発ライダーとしてダニ・ペドロサ、ミカ・カリオの2人で挑むKTMだが、マイク・レイトナーはペドロサの車体開発のアプローチとして、一発のタイムだけでなく、レースディスタンスをしっかりと考慮した車体開発が出来ていると語る。

暴れ馬のようだと言われていたRC16がダニ・ペドロサ加入以降は、徐々に安定志向のバイクになっていることは明らかだが、今年はさらに多くのトラックで安定したパフォーマンスを発揮することが期待される。
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ラップタイムだけを追って開発しているわけではない
マイク・レイトナー
「開発ライダーのダニ・ペドロサのすごいところは、素晴らしい経験もさることながら、彼がラップタイムだけを追ってバイクを開発していないことなんです。彼は体格には恵まれてはいませんから、レースの中で使える体力には限りがあります。ですから、彼はバイクの開発においてもレース全体でしっかりとライディングが出来るバイクであることを重視しているんです。その部分で彼の開発力はずば抜けたものがあります。多くのライダーが彼から学ぶことが多いはずです。」


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(Source: KTM)
(Photo courtesy of KTM)

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。




