理想的なレースではなかった
フランチェスコ・バニャイアは、今回のレースを振り返り、ポイントを確実に獲得すべき重要な場面だったと強調しつつも、思うようなレース展開にはならなかったと悔しさをにじませた。特にブレーキングやセクター1でのフィーリングが朝のセッションと違っており、苦戦したポイントをデータから見直す必要があると述べた。タ明日はさらに厳しいレースになると見ており、状況次第ではアグレッシブな走りも求められるが、残る5戦に集中し、ホルヘを前に行かせないレースを展開したいと語る。
フランチェスコ・バニャイア
「ポイントを獲得すべき状況ですから理想的なレースにはなっていません。ホルヘは素晴らしい仕事をしたと思いますし、自分達のデータを見返して苦戦したポイントを理解する必要があります。今朝のような感触でブレーキングが出来ていませんでしたし、セクター1ではフィーリングが良くありませんでした。」
「ターン6では自分はスピードがありませんでしたから、ホルヘからのアタックは予想していました。あのコーナーをタイトに走行するのは難しいので彼もワイドになっていました。自分も彼も限界でしたし、自分は彼があのコーナーでグリーンに4回タッチしているように思えました。今日も厳しいレースでしたし、明日はさらに限界でしょう。」
「ハードが使用出来るかも含めて考える必要があります。今日はホルヘがペナルティーを受けるかもと思っていたんですが、自分のカウントが間違っていたのかもしれません。とにかく自分の走りをするしかありません。今後も引き続きホルヘの前で完走出来るように努力をしていくしかありません。どこかのシチュエーションではアグレッシブに走行する必要があると思いますが、まだ5回のレースがありますから、集中していきます。」
(Photo courtesy of Ducati)