ベッツェッキ、2度の転倒を乗り越えて初日最速
ベッツェッキは、初日のセッションで2度の転倒を喫しながらも、最終的には納得のいく結果で一日を締めくくった。特に1台目のバイクが大きな損傷を受けた中、チームの迅速かつ的確な修復作業に感謝の意を示した。自身の転倒によって他の作業に支障が出たことを悔やみつつも、好調なフィーリングを維持しながら、明日以降の戦いに向けて集中力を高めている。Ducati勢のスピードアップが予想される中で、ベッツェッキは自らの走りを貫き、最高のパフォーマンスを目指す構えだ。

「最高の形で終えられた」――チームへの感謝と反省
「嬉しい結果です。最高の形で終えることができましたしチームが素晴らしい仕事をしてくれました。1台目のバイクはかなり壊れていたのですが、チームがしっかりと修理してくれました。感謝したいですね。いつもどおり素晴らしい仕事をしてくれましたが、自分の転倒のせいで他に作業ができなかったわけですので、本当に感謝しています。序盤の転倒は自信がありすぎたことが原因でしょう。1回目の転倒は避けることができたと思います。かなり高速でしたしブレーキングも強力でしたしワイドに侵入していました。ソフトフロントは通常は良いタイヤなんですが、ここまでハードブレーキングが多いトラックだとベストだとは言えなかったかもしれません。」
フィーリングの良さが裏目に? 2度目の転倒の背景
「2回目の転倒は小さなミスでした。いくつかのこうしたミスは避けることができたものですが、これはフィーリングが良いからプッシュしすぎた結果です。今日は乗った瞬間からフィーリングが良かったんですよね。良い形で作業できていますが、金曜から土曜にかけてDucatiは特にスピードを増してきますから、引き続き集中して明日も良いパフォーマンスを出していきたいです。良い土曜日にしたいと思っていますけど、明日はまたライバル達がスピードを上げてくるでしょう。いずれにしても明日も自分の走りを続けてベストを尽くします。」
