マーべリック・ビニャーレスはヘレスで感じたフィーリングをブルノで失い、オーストリアでもフィーリングを取り戻せていない。ヤマハの武器である旋回中の高いグリップが発揮できず、今のところ解決の糸口が見つかっていない。FP2がドライコンディションでなかったことも悪影響となっているはずだ。
フロント、リアのフィーリングが最悪
マーべリック・ビニャーレス
「なんでヘレスとブルノ、そしてここでこれほどにパフォーマンスが異なるのか理解しようとしています。フロントもそうですがリアのフィーリングが最悪です。ヘレスと全く違うバイクのようなんです。バイクのフィーリング改善もそうですが、どういう状況なのか理解することが必要です。」
「加速が悪く、バンクさせた時のリアグリップもありません。ヘレスと比較するとバイクがまるで曲がらないんです。まずは旋回性を改善させて、それから他の部分を改善することになります。しかしそれ以外のフィーリングもけして良いとは言えません。」
「本当にフラストレーションが溜まります。解決策が見つからない場合、このサーキットえ2週間苦戦することになります。今週末にフィーリングを改善させて来週は万全の状態で挑む必要があります。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。