オーストリアGPのスプリントレース結果だ。レースはターン1の多重クラッシュによって始まり、この多重クラッシュに巻き込まれなかったフランチェスコ・バニャイア、ブラッド・ビンダーが抜け出して優勝争いを展開。最終的にフランチェスコ・バニャイアが優勝、ブラッド・ビンダーが2位となった。
3位となったホルヘ・マルティンはターン1の多重クラッシュでマーべリック・ビニャーレス、ファビオ・クアルタラロと接触。多重クラッシュの直接的な原因を作った可能性があるライダーの1人であり、レース終盤にはターン1でルカ・マリーニとも接触している。現時点では3位という形になっているが、決勝レース前に何らかのペナルティーが与えられることも考えらえる。(※一方でインサイドを走っていたマルティンがアウトから被せられた事が原因と考えることも出来る)
4位はアレックス・マルケス、5位はジャック・ミラー、6位は怪我からの復帰から早々に素晴らしい結果を残したポル・エスパルガロ、7位アレイシ・エスパルガロ、8位はスタートに失敗、ターン1の多重クラッシュに巻き込まれて大きく順位を落としたマーべリック・ビニャーレス。
マーべリック・ビニャーレスはこのスタート失敗がなければ、優勝争いに絡むことも出来たであろう素晴らしい走りだった。9位フランコ・モルビデッリ、10位マルク・マルケスとなった。
なお、タイトル争いをしていたマルコ・ベッツェッキはこの多重クラッシュに巻き込まれて転倒、ミゲル・オリヴェイラもこの多重クラッシュの影響で転倒リタイアとなった。
オーストリアGP スプリントレース結果
路面コンディション: ドライ
気温: 29°
路面温度: 34°
湿度: 49%
| 順位 | ゼッケン | ライダー名 | メーカー | タイム |
| 1位 | 1 | フランチェスコ・バニャイア | DUCATI | 21’01.844 |
| 2位 | 33 | ブラッド・ビンダー | KTM | 21’03.900 |
| 3位 | 89 | ホルヘ・マルティン | DUCATI | 21’06.889 |
| 4位 | 73 | アレックス・マルケス | DUCATI | 21’10.096 |
| 5位 | 43 | ジャック・ミラー | KTM | 21’13.209 |
| 6位 | 44 | ポル・エスパルガロ | GASGAS | 21’13.660 |
| 7位 | 41 | アレイシ・エスパルガロ | APRILIA | 21’13.804 |
| 8位 | 12 | マーべリック・ビニャーレス | APRILIA | 21’13.828 |
| 9位 | 21 | フランコ・モルビデッリ | YAMAHA | 21’15.478 |
| 10位 | 93 | マルク・マルケス | HONDA | 21’16.279 |
| 11位 | 49 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | DUCATI | 21’17.095 |
| 12位 | 36 | ジョアン・ミル | HONDA | 21’18.584 |
| 13位 | 23 | エネア・バスティアニーニ | DUCATI | 21’20.669 |
| 14位 | 25 | ラウル・フェルナンデス | APRILIA | 21’21.380 |
| 15位 | 20 | ファビオ・クアルタラロ | YAMAHA | 21’24.165 |
| 16位 | 27 | イケル・レクオナ | HONDA | 21’27.437 |
| 17位 | 37 | アウグスト・フェルナンデス | KTM | 21’27.633 |
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。
