バスティアニーニが表彰台復帰、シーズン序盤の苦難を乗り越える
エネア・バスティアニーニがイタリアGPで久々の表彰台を獲得し、難しいシーズン序盤を乗り越えた手応えを語った。自身のスピードには確信を持ち続けながらも、後方争いの厳しさや結果の出ない日々には葛藤もあったという。しかし病院からの復帰が転機となり、週末を通じて好調を維持。ファクトリーの尽力にも支えられ、過去にとらわれず新たな手応えを得たバスティアニーニは、明日の決勝でも冷静にタイヤ戦略を見極めながらさらなる飛躍を狙う。

表彰台への喜びと週末の手応え
「表彰台に帰ってこれて嬉しいです。自分にスピードがあることはわかっていましたが、シーズンスタートから難しい状況が続いてきました。今日は良い仕事が出来ましたが、金曜も良い走行ができました。病院から帰ってきたことで何か良い影響があったのかもしれません。明日もロングレースがありますから、この好調さを引き継いでいきます。」
後方争いでの葛藤と自己信頼
「後方でレースを続けるのはタフですし、何をしても結果が出ないでいるといろいろなことを考えてしまいます。しかし、それによってフラストレーションを感じたりはしませんでした。自分に自信を持っていましたしね。」
ファクトリーの支援と冷静な戦略への展望
「昨日の朝からポテンシャルを感じましたし、正直過去から参考にできるものが何もないことが余計に良かったのかもしれません。ファクトリーも素晴らしい仕事をしてくれましたしね。トラックの後半以降の走りを改善したいと思っていますが、明日の決勝ではタイヤの温存についてより検討が必要ですが、良い方向にあることはあります。」

