Apriliaはトラックユースに限定したモデルとしてRSV4 Xを発表しました。最高出力は225馬力で車重はわずかに165kg。ギアボックスは「ANN Aprilia No Neutral」と呼ばれるシステムを搭載しており、通常ニュートラルを挟んで1速、2速が存在するところ、ニュートラルが一番下に来ており、その後1から6速まで繋がっていくギアボックスです。(※通常は1/N/2/3/4/5/6のところ、N/1/2/3/4/5/6ということ)


これによって1速から2速にシフトアップする際のシフトミスを無くすという発想のギアボックスです。これはWSBK、MotoGP直系のシステムで、市販車に導入されるのは初とのこと。


アクラポビッチ製のフルエキ、オーリンズフォーク、ブレンボのGP-4MSキャリパー、ブレーキレバーガード、ブレーキ、クラッチレバー、エンジンカバー、フットペグ、トップブリッジなどはアルミの削りだし、マルケジーニの鍛造マグネシウムホイール、ピレリ製スリックタイヤなどを装備しています。生産台数は10台、価格は39,900ユーロとのこと。


(Source: aprilia)

(Photo courtesy of aprilia)