ピレリ(Pirelli)最終戦カタールはスタンダードタイヤを中心に投入

ピレリ(Pirelli)最終戦カタールはスタンダードタイヤを中心に投入

ロサイル・インターナショナル・サーキットはWSSPクラスにとってはタイトル決定の舞台となり、ヤマハのKrummenacher、 Caricasulo、Cluzelが争うこととなる。WSBKではカワサキとDucatiがマニュファクチャラーズチャンピオンシップを争うこととなる。

10月24日から26日にかけて、カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットでWSBKの最終戦が開催される。今回のラウンドでは通常通り夜間にセッションが行われ、宗教上の理由で1日セッションが前倒しして行われる。ピレリは全クラスでほぼスタンダードタイヤを投入する。

カタールサーキットでは今回、欧州以外のラウンドでWSSP300が開催される。ただWSBK同様にタイトルは既に決まっていることから、注目は600ccクラスの3名のヤマハライダーに注がれる。

RANDY KRUMMENACHERが202ポイントでリードしているが、過去2戦で僅か9ポイントしか獲得出来ていないため、チームメイトのCaricasuloとのポイント差は僅かに8ポイントだ。さらに180ポイント差でJULES CLUZELが上位2人を追い上げている。JULES CLUZELはここ数戦でコンスタントにポイントを獲得、アルゼンチンでは優勝している。

ライダーズチャンピオンシップはWSBK、WSSP300で決定しているが、最高峰クラスではマニュファクチャラーズタイトルは決まっておらず、カワサキが611ポイントでリード。Ducatiが37ポイントでこれを追うが、合計で獲得出来るポイントは62ポイントのだ。600ccクラスでは既にマニュファクチャラーズタイトルはヤマハが獲得しており、300ccクラスはカワサキが獲得している。

2004年に建造されたロサイル・インターナショナル・サーキットは、首都カタールから数kmのところにあり、革新的な照明システムにより、夜間にレースが開催可能だ。砂漠から風によって運ばれる砂を避けるため計画的に配置された人工芝に関わらず、最初のセッションが開始される木曜日は、タイヤは極めて汚れた路面での走行を余儀なくされる。

汚れた路面を綺麗にするためライダー達は最初のセッションは着実に走行を重ねることが必要だ。このトラックではブレーキングで必要となるフロントの安定性と、高速コーナーで必要とされるリアグリップの間で、妥協点を探す必要がある。フロントタイヤは激しいブレーキングの最中に変形しないということが求められ、リアに関しては優れたトラクションを引き出すためにソフトタイヤが求められる。

WSBKクラスとWSSPクラスのタイヤ

ピレリは今週末2,667本のタイヤを3クラス合計で持ち込む。なお、今回は ほぼスタンダードタイヤのみのラインナップとなる。

WSBKクラスでは前回ラウンドでも投入されたタイヤに加えて、インターミディエイト、フルウェットタイヤが投入される フロントタイヤはラージサイズの125/70サイズのオプションが2つ、スタンダードSC1ソフトコンパウンドと、デベロップメント SC2 X1071のミディアムコンパウンドで、これらは今シーズン全てのラウンドで使用されてきた。

リアに関してはラージサイズの200/65サイズ、デベロップメントY0446となる。このタイヤはイモラ、ミサノ、ドニントン、ラグナセカ、サン・フアン・ビリカムにおいて既に使用されているタイヤで、スタンダードSC0と同様の構造ながら、コンパウンドはより温度が高い状況に適したものだ。

3つ目、4つ目のタイヤはSCXソリューションで、ヘレス、ミサノ、ドニントン、サン・フアン・ビリカム同様にY0447が使用可能となる。当然スーパポールではライダー達はリアにスーパーソフトタイヤであるX0684を使用することが出来る

WSSPクラスでは全タイヤがスタンダードタイヤで、ライダー達はフロント2種類、複数のリアタイヤを使用出来る。インターミディエイトとウェットタイヤも存在し、ドライコンディションではフロントにスタンダードSC1、SC2を選択が可能で、リアはスタンダードSC0、SC1が使用可能だ。SC1はトラックが砂で汚れている最初のセッションで有効かもしれません。なお、WSSP300のライダー達は、SC1コンパウンドを前後で3セット使用することが出来る。

(Source: Pirelli)

(Photo courtesy of Pirelli)

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