KRTのギム・ロダは、スーパーポールレースにおいてヤマハのトプラック・ラズガトリオグルのトラックリミット超過をチームとして主張。結果的にジョナサン・レイが優勝となったが、ヤマハ側の批判に対しては、アッセンのアナ・カラスコの例を出して反論。あくまでもルールはルールだと語る。

後半戦もますますジョナサン・レイとトプラック・ラズガトリオグルのチャンピオンシップ争いが白熱しそうだ。
KRTチームマネジャー ギム・ロダ「レイとトプラックほどの選手なら、僅かな差がアドバンテージになる」[adchord]

ルールはルールであって、クレバーに走行せねば

ギム・ロダ

「スーパーポールレースにおいて、KRTのハードウェアテクニシャンのラウルがいつもどおりガレージでレースを見ていました。その中で、彼が最終ラップにトプラックがトラックリミットを超えたのではないか?と指摘しました。」

「アッセンで起きたアナ・カラスコの最終ラップでのトラックリミット超過は、彼女が他の選手に押し出されたことが原因でした。これは不運でしたし、アナも判定はおかしいと語っていました。しかし、私はルールはルールであるのだから、次回はクレバーに走行しなければと話しました。」
KRTチームマネジャー ギム・ロダ「レイとトプラックほどの選手なら、僅かな差がアドバンテージになる」
「最終ラップにおいては、こうしたことを考えながら限界の中で走行しつつ、トラックリミットを超えないことが肝心です。レイとトプラックほどのライダー同士がバトルする際は、こうした僅かトラックリミットの超過であってもアドバンテージになります。」

「ほんの僅かですが、確実にアドバンテージなんです。ですから、今回のケースでもスチュワードにこの報告をするに至ったわけです。それに最終的にこの判定は私のものではありませんし、どのライダーに対しても当てはまるものなんです。」

(Source: KRT)

(Photo courtesy of KRT)