ファビオ・クアルタラロは2019年に結果を残した茂木で苦戦した。タイトル争いをするペッコは転倒でリタイア、アレイシ・エスパルガロに関してはチーム側のミスによってノーポイントで終わっているが、ファビオ自身も上位で完走することはできなかった。ポイントを稼ぐ絶好のチャンスではあったが、引き続きチャンピオンシップのリードを保っている。
フロントでレース出来るポテンシャルはあった
ファビオ・クアルタラロ
「今回のレースで起きたことを考えると、8ポイントではありますがポイントを獲得できたことが良かったと言えるでしょう。ポイントを獲得した事は良かったといえますか、別の意味ではフラストレーションが溜まります。」[adchord]
「さらにフロントでレースをすることができるポテンシャルはあったはずです。しかし前を行くマーべリックを抜くことができませんでした。自分と他のバイクを比較するとライディングは全く異なっています。自分の場合、セクター2そしてセクター3でタイムを稼いでいますが、セクター1とセクター4でタイムを失っているんです。」
「タイヤ選択に関しても正しい選択ができたとは思えません。しかし、その状況の中でもタイヤの空気圧をしっかりとコントロールすることができました。後ろを走るペッコを見てはいませんが、彼の転倒する音が聞こえました。マーベリックが良いペースで走行していて彼の前に出ることが出来なかったのが悔やまれます。」
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。