日本GP初日、プラクティス3位につけたマルク・マルケスは、FP1での手応えを得た一方で、その後のプラクティスでは早々に異なるセットアップを試みたことが裏目に出たと振り返った。バイクのフィーリングに不満を抱きつつも、土曜に向けては自身のライディングスタイルの見直しに重きを置く構えを見せる。タイムアタックでは3位を記録しながらも、レースペースの改善を課題に挙げ、ライバルのアレックス・マルケスについてもQ2進出を確信するなど、戦況を冷静に見つめている様子がうかがえた。

プラクティスでの課題とライディングスタイルの見直し
「奇妙な1日でした。FP1は悪くなかったもののプラクティスでミスをしてしまいました。加えてバイクのフィーリングもよくなかったですね。それはそうとして、明日は自分のライディングスタイルを改善したいと思います。バイクの改善も必要ですね。ペッコの作業はわかりませんが、自分の苦戦は異なるセットアップを早くに試しすぎたせいです。時にはバイクではなくて、自分自身のライディングスタイルに向き合ったほうがいいですね。」
タイムアタックの結果と土曜日への展望
「FP1では苦戦してエンジニアが作業をしてくれましたが、プッシュしすぎたことが原因かもしれません。土曜日にまた練習走行はありますし3位タイムだったわけですから、悪い1日ではありません。最後のタイムアタックまではタイムが出ませんでしたが、明日はレースペースに関して改善が必要です。メインライバルのアレックスがQ1なのも不思議ですね。セッション最後はイエローフラッグも多かったですが、明日はアレックスはQ2に進出してくるでしょう。アレックスも明日Q2に進出して良い走りをしてくれることを期待しています。」

