冷静な対応と戦略的アプローチ
ペドロ・アコスタはウォームアップではバイクに望まぬ変化が生じたが、それでも冷静に対応し、改善を重ねてレースに臨んだ。スタートからトップに立つ意志を持っていたが、ペッコの“ロケット”のような加速に圧倒され、その後はアレックスのアグレッシブなペースにも翻弄される展開に。タイヤの摩耗を序盤から恐れていたこともあり、すぐには勝負を仕掛けず、フロントの挙動を見極めながら自分のタイミングを待つ戦略を選んだ。ペッコとのクリーンなバトルを楽しみつつ、ジョアンとのギャップを確実にコントロール。最終的には、自らの位置を受け入れ、2位を守る走りに徹した。

ベストを尽くした
「ベストを尽くしました。ウォームアップではバイクに望まぬ変化がありましたけどね。今週は3回も転倒しましたが、しっかりと改善してレースに挑むことが出来ましたね。スタートからトップに立つつもりでしたけど、ペッコはまるでロケットでしたね。アレックスのほうがペースがあり、非常にアグレッシブに攻めていました。自分はタイヤを序盤に摩耗させることを恐れていたんです。」
ペッコとの駆け引きを振り返る
「ペッコとのバトルは楽しかったですね。彼は非常にクリーンなライダーで、負かすのが難しい選手です。フロントにかなり動きが出ている状況でしたので、ペッコにすぐ仕掛けることは出来ず、自分のタイミングを図っていました。」
現実的な判断で2位を守る
「アレックスを追いたいと考えていましたが、自分たちの位置を受け入れる必要があると考えていました。ジョアンとのギャップもコントロール出来ていましたし、今日は2位を守るレースだと自分に言い聞かせました。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。