最終コーナーのミスに悔しさを滲ませたブレガ
最終コーナーでのミスにより本来のタイムを出し切れなかったことに悔しさを滲ませながらも、ニコロ・ブレガはテストを通じて着実な進化を感じ取っていた。バイクとの一体感が増し、プッシュできる手応えを得られた一日は、冷静な環境の中で新タイヤのフィーリングを確認しながら、2026年に向けたテストライダーとしての重要な一歩にもなった。

テストでの成長と手応えを語る
「自分としては満足していますが、タイムアタックの最終コーナーでミスをしてタイムを失ってしまったのは悔しいです。走れば走るほど自分のバイクになってきていて、プッシュもできるようになってきました。今日はとても重要な1日でした。テストでは雰囲気が落ち着いていて、ストレスも少ないですし、ステップ・バイ・ステップで冷静に取り組むことができました。最後には良いタイムも出せましたし、新しいタイヤの感触も確かめられました。2026年に向けてテストライダーとしての役割を果たすうえでも、非常に有意義な経験になりました。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。