雨の予報のためレース開催時間の変更が発表されていますが、それでも路面の排水性の悪さ、アクアプレーニングの問題がつきまとうイギリスGP。今回の新しい路面はドライならバンプ、雨が降るとアクアプレーニングが発生と、良いところがない形だと言えます。ロッシはオーストリアのように徐々に順位を上げる展開となるでしょうか。
バレンティーノ・ロッシ
「戦略もタイムも完璧だったんですが、走行するタイミングが悪かったことで非常に頭に来ています。ボックス内で時間を無駄に使ってしまい、タイヤ交換に時間がかかりすぎました。最後のラップで2’10.7を記録したんですが、ペナルティーを受けて2秒失いました。それがなければ5番手スタートでしたから、アンラッキーでした。2列目からスタート出来ていれば良い状況だったわけですし、それが目標でした。残念ながらペナルティーを受けてラップタイムがキャンセルされてしまったんです。これで12番手スタートとなり、状況は厳しくなってしまいました。ウェット路面でのグリップが悪くないんです。問題はトラックの排水性で、全く新しい路面であるので排水性が低いんです。もし雨量が激しい場合は、表面に水が残ってしまいアクアプレーニングを発生します。そうなると非常に危険ですね。」

(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。