ピレリ WSBK第7戦ミサノに新型のリアタイヤを2種類投入

ミサノにおいて21日から23日にWSBK第7戦が開催されます。ピレリ(Pirelli)はすでに投入しているタイヤに加えて、新しいリアタイヤ2種類投入しますが、そのうち1つはWSBKクラス、1つはWSSPクラスに投入されることとなります。

昨年始めからピレリ(Pirelli)は新しいビッグサイズのタイヤの開発を続けてきました。これは125/70サイズのフロント、200/65サイズのリアタイヤを、現在使用されているSC0、SC1フロントコンパウンドのラインナップとして揃えると言う狙いがあります。

WSBKクラスとしては新開発のSC0は、加速時の耐久性と安定性に優れたスタンダードSC0とはコンパウンド、構造が異なっています。WSSPクラスでは新開発のタイヤはソフトコンパウンドで、サイズも190/60となっており、スタンダード180/60と比較して優れた安定性と耐久性を誇るものです。

レースウィーク後の月曜には、イモラでピレリ(Pirelli)SBKトラックイニシアティブが開催されます。これはピレリ(Pirelli)タイヤとSBKファンのためのトラックセッションで、参加者はレースウィークの興奮が冷めやらぬ中で走行を楽しむことが出来ます。

ミサノラウンドは年間13戦開催の今年において中間点となるラウンドです。WSBKクラスではアルヴァロ・バウティスタ、Ducatiがライダーズポイントラインキングを、カワサキの現チャンピオンのジョナサン・令に対して41ポイントリードしています。レイは今年SBKデビューのバウティスタについていくのに苦戦中で、WSSPクラスではRandy Krummenacherが、チームメイトのFederico Caricasuloに対して17ポイントリードしている状況です。

ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリは1969年に設計され、1972年からレースを開催。幾多の改良を経て、現在は総合計4,226m、そのうち1850mがストレートで、フィニッシュラインのストレートは510m、10の右コーナーと6の左コーナーがあります。

2015年にサーキットは完全再舗装が施され、 潮風と湿気に対応する路面となりました。タイヤへの攻撃性が高いアスファルト、そして高い気温が正確なライディングを難しくさせ、長い右コーナーがメカニカル、熱量の面でタイヤのショルダー部分に大きなストレスを与えます。

WSBKクラス、WSSPクラスのタイヤ

SBK第7戦ミサノラウンドに、ピレリ(Pirelli)は3,755本のタイヤを持ち込みます。これは全クラスのドライ、インターミディエイト、ウェットタイヤを含む本数です。WSBKクラスでは125/70のフロント200/65のリアタイヤが唯一選択可能なサイズとなり、3種類のフロント、5種類のリア、合計で8種類のスリックタイヤが使用可能です。フロントに関してはアラゴン、アッセン、イモラ、ヘレスで使用された3つのソリューションで、ソフトコンパウンドのSC1、デベロップメントSC2のX1071、ミディアムコンパウンドのX1118が使用可能。

リアに関して2種類のスタンダードSC0は既に使用されたソリューションで、デベロップメントY0446はスタンダードSC0と同じ構造ながら、高いアスファルト温度でより高いパフォーマンスを発揮します。3つ目のオプションとしては新しいデベロップメントSC0のY0518です。これはY0446と同じコンパウンドながら、スタンダードSC0と比較して加速時の耐久性と優れた安定性を持っています。これら3つに加えて、ピレリ(Pirelli)はSCXタイヤとしてY0447をプレクオリファイアータイヤとして、またスーパーソフトとしてX0684を投入します。

WSSPクラスでは前後合わせて4つのドライタイヤが使用可能。フロントは、アラゴン、アッセン、イモラ、ヘレスで使用されたスタンダードSC1、スタンダードSC2が使用可能。リアは180/60のスタンダードSC0に加えて、デベロップメントY0410が190/60サイズで使用可能です。これは優れた安定性と耐久性を誇るものです。

(Source: Pirelli)

(Photo courtesy of Pirelli)