ミシュラン MotoGP第11戦、MotoEワールドカップ第2戦の舞台オーストリアへ

ミシュランは後半戦の2周連続のレース、第11戦の舞台となるレッドブルリンクでのオーストリアGPを迎えます。第11戦はヨーロッパツアー、そして年間のカレンダーの中で最もユニークなトラックでの戦いとなります。

レッドブルリンクは全長4,318mでシュティリアン地方の絵画のような美しい景観の中に佇んでいますが、サーキットとしてはタイヤ、ライダーにとって厳しいサーキットです。

サーキットは2つの大きな左コーナー、高速の緩やかな左コーナー以外は7つの右コーナーによって構成されています。これによってタイヤ右サイドに大きなストレスがかかり、4つのストレート、そして高い平均速度、攻撃性の高い路面によって、年間19戦の中でミシュランにとっては最もチャレンジングなトラックとなります。

サーキットの様々な要求に対応するために、 MICHELIN Power Slickはソフト、ミディアム、ハードコンパウンドが用意され、リアタイヤはこのサーキット専用となります。リアは非対称コンパウンドが採用され、右側が硬めのコンパウンドとなり、タイヤに掛かるストレスが大きいことから、耐熱性も高いものとなります。フロントに関してはソフト、ミディアム、ハードが左右対称コンパウンドとなり、ライダーに高い旋回性と制動時のコントロール性能を約束します。

レッドブルリンクは山間部に位置することから、雨となる可能性も多く、こうした場合に備え、MICHELIN Power Rainもソフト、ミディアムコンパウンドで用意されます。フロントは左右対称、リアのソフトタイヤは左右非対称コンパウンドで、スリック同様にタイヤ右側が硬めのコンパウンドとなります。ミディアムに関しては左右対称コンパウンドとなります。

今週末はFIM Enel MotoEワールドカップの第2戦も開催されます。練習走行は金曜に行われ、土曜にE-Poleが行われます。これらのバイクのためにMICHELIN Slick MotoEタイヤが開発されており、フロントはミディアム、リアはソフトタイヤが使用可能で、両タイヤ共に左右対称デザインです。ウェットレースの場合はMICHELIN Power Rainが用意され、フロントは左右対称のソフト、リアはエクストラソフトとなります。

ミシュランは金曜日にレッドブルリンクで予選走行を迎え、土曜に予選を迎えます。第11戦目のレース開始は現地時間で日曜日の14時から、FIM Enel MotoEワールドカップは10時から開始となります。

2輪モータースポーツグループ・マネージャー:ピエロ・タラマッソ

「スピルバーグはユニークなトラックで、立地、レイアウトから独特なサーキットとなっています。タイのブリーラムと同様に、スペシャルタイヤを持ち込む必要があるトラックとなります。ストレートが多いことからリアタイヤが熱を持ちやすく、熱のコントロールがどうしても必要になるんです。路面も非常に攻撃的ですが、ミシュランはレース全体を通じてコンスタントさを発揮出来るコンパンドを用意しています。フロントに関してはブレーキングエリアでしっかりとしたコントロールが可能となるでしょう。今週末はMotoEの第2戦もあります。先月ザクセンリンクでのレースの後、同様に1種類のコンパウンドを供給しますが、MotoGPトラックとして年間の中で最速となるトラックでどのようなパフォーマンスが発揮されるのか楽しみです。」

(Source: michelin)

(Photo courtesy of michelin)