ミシュラン 日本GP決勝レースリリース

ミシュラン 日本GP決勝レースリリース

ミシュランの3連戦の初戦となった日本GPでは、マルク・マルケスが優勝を収め、フランス人ライダーのファビオ・クアルタラロがルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。マルケスはMICHELIN Power Slickタイヤのミディアムコンパウンドを前後に選択。今週末は天候によってセットアップ時間が限られている状況で、全てのライダーにとってタイヤ選択は難しいものとなりました。

冷たい気温と曇り空が金曜のもてぎの天候で、土曜は激しい雨が予報されていました。これにより、ライダー達は金曜の練習走行時間を使って、出来る限りの情報を収集、そしてQ2進出をかけて走ることとなりました。FP3はウェットコンディションとなり、MICHELIN Power Rainタイヤが活躍。4,801mのトラックでライダー達に最高のグリップを提供しました。

午後になると路面は徐々に乾き始め、ライダー達はスリックにタイヤを変更。いくつかのウェットパッチにも関わらず、マルケスは高速タイムを記録してポールポジションを獲得しています。これによって、マルケスはMotoGPが開催される全19のサーキットでポールポジションを獲得したこととなりました。

レースがスタートするとマルケスはホールショットを奪いリード築きます。マルケスは誰にも接近を許さずに優勝。これでシーズン10勝目となり、ミシュランタイヤを履いて30勝目を記録しました。2019年のワールドチャンピオンのマルケスに続いて、2位を獲得したのはファビオ・クアルタラロでした。ファビオ・クアルタラロは同時にルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、独立チーム1位ライダーのポジションをさらに確たるものとしました。

ファビオ・クアルタラロはミディアムフロントにソフトリアという組み合わせで、3位のアンドレア・ドヴィツィオーゾと合わせて、表彰台を獲得したライダーのタイヤの組み合わせは、3種類それぞれ異なるものとなっています。ドヴィツィオーゾは3位獲得と同時に、自身100回目の表彰台獲得となり、ソフトのフロント、ミディアムのリアタイヤを使用しています。ドヴィツィオーゾが表彰台を獲得したことで、3つの異なるメーカーが表彰台を獲得したことになりました。

今日のレースは曇り空のもと開催され、気温は僅か21℃、トラック温度は27℃となり、カラフルで熱狂的な観客が51,000人詰めかけました。ドヴィツィオーゾはレース後半に素晴らしい追い上げを見せたほか、マーべリック・ビニャーレスとの素晴らしいバトルを展開。カル・クラッチローは5位となり、6位のフランコ・モルビデッリとの差は僅かに0.047秒でした。アレックス・リンスが7位、ジョアン・ミルが8位、ダニーロ・ペトルッチが9位、ジャック・ミラーが10位となっています。

ミシュランはこの後、MotoGP第17戦の舞台であるフィリップアイランドがあるオーストラリアに向かいます。オーストラリアでは天候が許せば金曜日にエクストラセッションが開催されます。このテストでは2020年の新型リアタイヤの評価が行われますが、オーストラリアGPのタイムとしては考慮されません。

マルク・マルケス

「今週末は天候の面でトリッキーでした。特に金曜日は非常に寒く、ソフトコンパウンドが一番よく機能しました。土曜は激しい雨となり、グリップレベルが変わったことで練習走行や予選がトリッキーなものとなりました。どのコンパウンドが良いかの情報が十分になかったため、それぞれのライダーがベストと思える選択をする形となりました。そのため、表彰台ではソフトとミディアムという2つの異なるコンパウンドを見ることになったわけです。いずれのコンパウンドのタイムも非常に接近していましたが、少しだけ気温が上がりましたのでミディアムを使用しました。レースではタイヤをしっかりと温存して優勝できました。今日は十分に優勝を祝福し、明日からはすぐにフィリップアイランドに集中していきます。」

2輪モータースポーツグループ・マネージャー:ピエロ・タラマッソ

「高速タイムを記録し、レコードを破ろうと思って日本にやってきました。しかし天候によってこれが実現出来ませんでした。アスファルトの状況によってタイヤのパフォーマンスがどう変わるかを理解出来たのでけして失望しているわけではありません。金曜は寒くスリックに関してはソフトとミディアムのみが使用されました。土曜は雨が午前中に降りフルウェットタイヤを使用する機会がありました。その後路面が乾き始めて皆がスリックを使い始めました。このコンディションでも誰も転倒せず、レースラップレコードから僅かに離されたタイムが、ミシュランのタイヤが発揮した素晴らしいグリップを物語っています。」

「今日のレースに向けてトラックは最高のコンディションではありませんでしたが、少し暖かくなったものの湿度が上昇、タイヤチョイスが難しくなりました。最終的に前後タイヤにソフト、ミディアムのみが選択されました。表彰台獲得ライダー達においては、このタイヤがそれぞれ異なる組み合わせとなっていました。全体的に天候に関わらずポジティブな週末で、この後はオーストラリアGP、それから金曜に追加されるタイヤテストに集中していきます。」


(Source: michelin)

(Photo courtesy of michelin)

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