路面温度37度、ドライで行われたタイGPの決勝レース。フランチェスコ・バニャイアがいかにロングレースでホルヘ・マルティンを抑えるかに注目が集まった。

ホルヘ・マルティンはスプリントレース同様にスタートから一気にトップに立つと、タイヤを温存しつつもそのままトップを走行。後ろに続いたブラッド・ビンダー、アレイシ・エスパルガロ、ルカ・マリーニを徐々に引き離したホルヘ・マルティンは終盤までトップで走行。

最終ラップにブラッド・ビンダー、フランチェスコ・バニャイアがホルヘ・マルティンとのバトルを演じるも、ホルヘ・マルティンが最後まで抑えきって見事にタイGPでスプリントに続いて優勝を達成。2位はフランチェスコ・バニャイア、3位ブラッド・ビンダーとなった。

なお、ビンダーはトラックリミット超過で着順降格のペナルティを受けて、フランチェスコ・バニャイアと順位を入れ替えている。

タイGPレース結果

4位は追い上げたマルコ・ベッツェッキ、5位ファビオ・クアルタラロ、6位マルク・マルケス、7位ルカ・マリーニ、8位アレイシ・エスパルガロ、9位ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、10位ヨハン・ザルコとなった。

次回のレース

タイGPを終えたMotoGPは、次回11月10日からマレーシアGPを迎える。マレーシアGPからは、カタール、バレンシアと連続して最終戦まで一気に駆け抜ける形だ。