アプリリアはホルヘ・マルティンと2025年以降の解約を締結。ほぼDucatiと契約がまとまりかけていたホルヘ・マルティンとDucatiの契約がまとまらなかったことで、ホルヘ・マルティンのアプリリア移籍が決まったわけだが、現状でマーべリック・ビニャーレスは契約延長を発表していない。マッシモ・リヴォラはホルヘ・マルティンのようなライダーを獲得出来たことを喜びつつ、もう1人ライダーとしてはマーべリック・ビニャーレスが最有力であると語る。

素早い決断だった

マッシモ・リヴォラ

「全てをお話することは出来ませんが、昨夜から今日にかけて話がまとまり、17:30に契約〜18:00に発表となりました。実に早い決断でしたが、本当に嬉しく思っています。アレイシ・エスパルガロとホルヘ・マルティンは兄弟のような関係性です。アレイシの引退を公表した時から、多くのライダーのマネージャーからコンタクトがありました。その中で最もエキサイティングな解決策を選択しました。」

「マーべリック・ビニャーレスはすでにアプリリアのパズルを組み上げるのに必要なピースです。ですから、彼が満足するような状況を用意できればと考えています。もしそれが叶わなければ、ライダーマーケットで良いライダーを探すしかありません。しかし、マーべリック・ビニャーレスとホルヘ・マルティンの組み合わせが実現したら最高ですね。」

「多くのイタリア人ライダーともコンタクトしていますが、当然ながら最優先はマーべリック・ビニャーレスとの再契約ですね。今のアプリリアの状況は頑張ってきた全員にとって本当に素晴らしい状況です。ですからホルヘ・マルティンのようなライダーと契約出来ることが嬉しく思っていますし、数年前には今の状況ではない中でマーべリック・ビニャーレスが契約を決めてくれました。」

「ホルヘ・マルティンはチームを気に入ると思いますし、適合がどの程度うまくいくかわかりません。ただ、長くはかからないでしょうね。アレイシ・エスパルガロはどうやら引退後に別のチャレンジを計画しています。(※HRCテストライダー)非常に困難なプロジェクトに思えますが、彼が今までアプリリアに与えてくれた全て感謝しつつ、彼の将来のチャレンジを応援したいと思います。」

(Photo courtesy of michelin)