リンス 慎重にデータを収集し、初日は14番手
アレックス・リンスもファビオ・クアルタラロ同様にシェイクダウンテストから走行をしており、初日から精力的に走行。高温で風の強いコンディションの中、合計41周を走破し、さまざまなパーツの比較を行った。26周目に記録した1分58秒652がこの日のベストタイムとなり、1位のクアルタラロから1.097秒差の14番手で終了。チームに貴重なデータをもたらした。
アレックス・リンス(初日14位/1’58.652)
「今日は強風の影響で予定を少し変更しました。シェイクダウンでは多くのセットアップや新パーツを試すことができましたが、今日は改良版の新しいシャーシを再テストする予定でした。しかし、この風では正確な評価が難しく、見送りました。重要なパーツを試すときは慎重にやる必要がありますからね。」
「そこで、代わりにミシュランが持ち込んだ新しい3種類のフロントタイヤをテストしました。今日は予選用タイヤを使わずに作業を進めたので、ベストタイムを狙うタイミングではありませんでした。次の2日間でシャーシの評価を進める予定なので、どんなデータが得られるか楽しみです。」
(Photo courtesy of michelin)