アレックス・マルケス 好感触を得たセパンテスト

アレックス・マルケスは、セパンテストでの手応えを前向きに捉えている。ポールポジションタイムには及ばなかったものの、非常に接近していたと評価。全体の結果を見極めることが重要であり、トップ3付近で走行できた点を高く評価した。次回のタイテストでは、これまで得意とするバルセロナやセパンとは異なる特性のコースでスピードを発揮することが課題とし、さらなるマシンと自身の改善に努める考えだ。

アレックス・マルケス(3日目1位/1’56.493)

「セパンのポールポジションタイムではありませんが接近していましたね。全体のイメージで結果を捉えることが重要で、トップ3付近で常に走行出来たことは重要です。パフォーマンスも良いですしコンスタントに走行できていました。1周のタイムではありますが最速でありましたし、素晴らしい作業が出来ていると感じています。まだプレシーズンで次回はタイになります。いずれにしても現在のフィーリングは良かったですね。」

「2024年型がシーズン開幕からすぐに戦闘力を発揮出来ると思いますが、ファクトリーチームに関しては、まだすべてのピースを揃えて走行しているわけではありません。いずれにしても自分達は良い位置にいることは間違いありませんから、落ち着いて作業を進めていきます。」

「タイまでの改善としては、タイのように自分が得意ではないトラックでスピードを発揮することです。バルセロナ、セパンなどは得意なんですが、タイでスピードを発揮する必要があるでしょう。自分の改善とバイクの改善を進めてポテンシャルを発揮したいですね。」

(Photo courtesy of michelin)