ジョアン・ミル 好調を維持しトップ10圏内を確保

ミルは3日間を通して安定したパフォーマンスを見せ、最終日もさらに一歩前進。エンジン仕様の調整を進めたことで、より良いフィーリングを得ることができた。最終日には終盤のアタックで1分57秒341を記録し、総合8位に浮上。トップとの差は0.786秒で、昨年のセパンGPのQ1タイムから1.5秒短縮する好結果を残した。この3日間のテストでチームとの連携も深まり、大きな自信を得ることができたようだ。

ジョアン・ミル(3日目8位 / 1’57.279)

「このテストと、我々が成し遂げた進歩に満足しなければなりません。エンジニアとチームが冬の間に非常にハードワークをしてくれたおかげで、バイクが確実に進化しました。今日はGP週末よりも良いコンディションでしたが、それでも昨年の予選タイムより2秒近く速く走れました。」

「バイクがよりプッシュできる状態になり、乗りやすくなっています。もちろんライダーとしては常にもっと上を目指したいですが、現状には満足すべきです。まだ改善すべきポイントがあるので、そこに集中して取り組みます。次のテストが楽しみですし、非常に有意義な3日間でした。」

(Photo courtesy of HRC)