バニャイア、作業の方向性を確立

フランチェスコ・バニャイアは、テスト2日目を終えて作業の方向性を見出し、大きな進歩を遂げたと振り返った。タイムアタックは思うように決まらなかったものの、テスト全体としては有意義なものとなり、特にユーズドタイヤでのペースやフィーリングの向上に手応えを感じているという。「バイクのバランスも良く、マルク・マルケスとともに良いテストができた」と語った

フランチェスコ・バニャイア

「昨日よりも良い作業が出来ました。最終的に作業の方向性を見つけることが出来て、大きく前進することが出来ました。残念だったことはタイムアタックがうまくいかなかったことです。とは言えタイムアタックも含めてまだテストですからね。ただし、ユーズドタイヤでのペースは素晴らしいですし、フィーリングに関しても改善しています。バイクのバランスもいいですね。チームメイトのマルク・マルケスと共に良いテストが出来たと思います。」

「2024年型のエンジンでいくという決断は良かったと思います。2024年型も改善点はありましたので、いくつかのチューニングを行っていました。特にトップスピードに関しては非常に満足ですね。GP2024は素晴らしいマシンですから、今日はさらに磨き上げる作業を進めていました。」

「今日はシミュレーションは行っておらず、作業の方向性を見つけることに時間を使っていました。昨日は完全に方向性を見失っていましたから。今日はユーズドタイヤでなるべく多く走行するようにしていましたが、悪くありませんでしたね。現時点ではマルクは非常に良い形で仕上がっているようですね。ラップタイム、ペースも含めて高い競争力があると思います。」

(Photo courtesy of michelin)