マルケス 新シーズンへ準備万端
マルク・マルケスはタイでのテストを順調に終え、シーズン開幕に向けて準備が整っていると語った。作業リストをすべて消化し、スプリントレースやロングレースのシミュレーションを完了。技術面での方向性も明確になり、エンジンは2024年型を採用する判断を下している。タイムアタックも成功し、フィジカルの確認や新マシンGP24への適応も順調に進行。23周のレースシミュレーションをこなし、安定したペースを維持したことに手応えを感じている。「落ち着いて走ることができたし、開幕が本当に待ち遠しい」と、新シーズンへの期待を語った。
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マルク・マルケス(総合1位/1’28.855)
「マレーシアのテストから良い形でスタートしていますが、引き続き作業を続けています。リストにあった作業はすべてこなしており、スプリントレースのシミュレーション、ロングレースのシミュレーション含めて終えています。そして重要なことは技術面での方向性も見えていることです。」
「新しいアイテムの理解は必要ですが、シーズンスタートに向けて準備が出来ています。エンジンについては2025年型の理解が重要でしたが、この先2年間開発が凍結されますから2024年型という判断になりました。シャーシに関しても2024年をベースにいくつかのアップデートがシーズン中に行われる予定です。」
「タイムアタックもうまくいきました。これからすぐにシーズンが開幕しますから、すべてのテストを終えることが出来たということが非常に重要です。レースシミュレーションを23周行ったことは重要でした。自分自身のフィジカルの確認、自分にとって新しいGP24に慣れることも含めて良い走行が出来ました。落ち着いてミスなく走行出来ました。タイヤのドロップはありましたがコンスタントでしたし、本当に開幕が今から待ち遠しいですよ。」
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(Photo courtesy of michelin)