ベッツェッキ アプリリアでの進化を実感
マルコ・ベッツェッキは、テスト最終日に連続したタイムアタックを行い、アプリリアのバイクに対する理解を深めた。セパンと同様に、自身のライディングがまだバイクのポテンシャルを引き出せていないと感じており、特にブレーキング時の新品タイヤの挙動に課題を抱えているという。それでも最終的なラップタイムは悪くなく、全体的にはポジティブな手応えを得た。タイでの走行感触にも手応えを感じており、2025年型エンジンの調子も良好と評価。改善の余地はあるものの、着実に前進していると語った。
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マルコ・ベッツェッキ(総合3位/1’29.060)
「最後にようやくタイムアタックを連続して行うことが出来ました。セパン同様ではありますが、自分のライディングはまだアプリリアのバイクの良さを引き出すに至っていないと感じています。特にブレーキング面では新品タイヤではナーバスな性格があります。もっと正確に作業をする必要がありますね。最終的なラップタイムは悪くなかったので、全体は悪くないと思います。」
「過去のアプリリアはわかりませんが、タイで走った感触としてはこのトラックでパフォーマンスを発揮出来ていると思います。まだ改善が必要な点は大きいです。特にこのトラックは最初の2セクターはストップ・アンド・ゴーですからブレーキングが重要です。2025年型のエンジンの調子もいいですし、全体的に良いと思いますね。」
「ホルヘが作業出来ないのは残念ですが自分は今できることを精一杯やるしかありません。ファクトリー全体が自分の言うことに耳を傾けてくれるのは本当にポジティブですし嬉しいですね。日々を通じて改善しながら自信を高めているところです。」
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(Photo courtesy of michelin)