★MotoGP2017ミシュランタイヤ サンマリノGPプレビュー

★MotoGP2017ミシュランタイヤ サンマリノGPプレビュー

今週末のレースはアドリア海岸沿いのミサノ・サーキットで行われます。今回のサンマリノGPに関するミシュランのプレビューをお届けします。

ミシュラン、アドリア海岸、ミサノに向けて移動

ミシュランはこの週末、チャンピオンタイトル争いの次の戦いの場、2017年MotoGP世界選手権第13戦「Gran Premio Tribul Mastercard di San Marino e della Riviera di Rimini」が行われるMisano World Circuit Marco Simoncelli のあるイタリアに向かいます。1周4,226m、10の右ターンと6つの左ターンを有するこのサーキットには際立った特異性があります。そこでミシュランは通常のソフト、ミディアム、ハードという選択肢ではなく、それとは異なるタイヤの選択肢をライダーに提供する決定を下しました。

高温、摩耗を引き起こしやすい路面、そしてタイヤに加わるストレスの増加に対応するため、ミシュランはフロントに2つのスペックのミディアムタイヤと1種類のハードタイヤを、そしてリアにも同じ選択肢を提供します。各ライダーには前後タイヤについてこれまで同様、それぞれ3種類の選択肢が提供されますが、コンパウンドについて若干の違いがあるわけです。

2種類のフロント用ミディアムタイヤのうちのひとつはムジェロでのレース以来使用されてきた、これまでと同じ構造のもの(ハードタイヤもこの構造)ですが、もうひとつのミディアムタイヤは「ミサノ・タイヤ」として知られているものです。このタイヤはブレーキング時、およびこの特異なコースでのコーナリング時にさらなる安定性をライダーに提供するために設計されたもので、その適合性を確認するために今シーズン、テストされているものです。

尚、異なるプロファイルで同じ構造のタイヤは2016年に使用され、大半のライダーから称賛の声が寄せられました。リアの MICHELIN Power Slick は、そのすべてが右のショルダー部分をよりハードにした左右非対称設計で、2種類のミディアムコンパウンドがあり、そのひとつは可能な限り迅速にタイヤを温めたいと望むライダーのために、ウォームアップがわずかに早いという特性を備えています。2種類のミディアムタイヤを提供するという決定は、あらゆる大会において各ライダーに最高のタイヤを供給するというミシュランの積極的な姿勢を引き続き示すものです

ミサノで最初にモーターサイクル・グランプリが開催されたのは1980年。その後、短い休止期間を経て、2007年からは常にグランプリの開催サーキットとなっています。サンマリノGPは現在、アドリア海岸で行われていますが、以前はイモラとムジェロで開催されていました。もともと1972年に建設されたこのコースは、2007年にMotoGPに復帰した際の反時計回りから時計回りへの変更を含め、多くの変更が加えられて来ました。サーキットは、2011年に死亡した地元のヒーロー、マルコ・シモンチェリを記念して、2012年に名称が変更され、現在もその名称が使われています。

海辺の町、リミニ、リッチョーネ、そしてカットーリカに程近い会場で開催されるこの大会は、常にファンに親しまれており、チケットが売り切れになることは間違いありません。ただそのロケーションにもかかわらず、サーキットは雨の影響を受けやすいという特徴があります。そのためMichelin Power Rain タイヤは前後ともソフトとミディアムコンパウンドが用意され、このうちミディアムのリアタイヤは左右非対称の設計となっています。

日曜日に28周で争われる決勝に向けたミシュランの準備は、金曜日に2回行われるフリープラクティスから始まります。土曜日にさらに2回のフリープラクティスが行われ、午後には公式予選が実施されます。そして選手権第13戦の決勝は9月10日日曜日、現地時間14時00分、日本時間21時00分(CEST14 時 00 分、BST13 時 00 分、GMT/UTC12 時 00 分)にスタートします。

ミシュラン・モータースポーツ 2 輪マネージャー:ピエロ・タラマッソ

「ミサノはバイクが大きなリーンアングルで走る時間が長いためにタイヤの温度が高くなることがあるので、かなり難しく、対策に苦慮するサーキットです。右ターンが10に対して左ターンは6つしかないため、ミサノはリアタイヤの右ショルダー部分に厳しいサーキットです。昨シーズン、私たちのすべてのタイヤのパフォーマンスは、非常に満足できるものでした。それまでのサーキットレコードを更新しました(もちろん今年も更新したいと思っています)が、私たちが最も満足できたのは、摩耗しやすい路面で、非常に高温で厳しいコンディションとなったレース当日に、タイヤが示した安定性と耐久性です。私たちは最近、このサーキットで多数のトップライダーとともにテストを行っており、最新の有効なデータを有しています。そのため私たちは今週末のレースに向けて良いスタート位置に立っているということができます。このエキサイティングなシーズンも、今週末のミサノで最後の3分の1に突入することになります。レースは今年の選手権でも最高のグランプリのひとつに数えられるような劇的なバトルが展開されるでしょう。この週末、サーキットにたくさんのファンの皆さんが訪れることは間違いありません」

<ミシュラン プレスリリース>

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