ミラー、難コンディションでも手応え
サーキット・オブ・ジ・アメリカズは標高差とリズム変化に富んだテクニカルなレイアウトで知られる。この難コースにおいて、ジャック・ミラーはヤマハYZR-M1での初めてのウェット走行ながら、卓越したライディングを披露した。午後のセッションでは、路面が乾きつつある中でいち早くスリックタイヤに変更し、他のライダーよりも先にタイムを出し、その果敢な判断が奏功し、2分03秒953で6番手に食い込み、ヤマハ勢トップのポジションでQ2進出を決めた。

ジャック・ミラー
「今日はチャレンジングで難しかったですが、とても楽しい金曜日でした。最後のアタックラップではいいスタートを切れたんですが、前にいた小椋藍選手が少しミスをしてペースが落ちたため、すぐには抜けませんでした。もう少し良いタイムが出せたかもしれませんが、重要なのは無理なくQ2に進出できたことです。それにYZR-M1のフィーリングがとても良かったです。ウェットで走るのは初めてだったので少し不安もありましたが、濡れた路面でも、乾いていく路面でも安心して走れました。明日の予選とスプリントに向けて自信が持てました。」
(Photo courtesy of Pramac)