アプリリアのポテンシャルを実感

ホルヘ・マルティンは、転倒せずにレースを終えられたことを評価しつつ、11周連続の走行を達成したことを大きな前進と捉えている。依然として100%の状態でバイクを操れていないとし、その原因は手首だけでなく体全体にあるとした。アプリリアとの連携を強め、より自然なライディングスタイルの構築に取り組んでいく意向だ。

ホルヘ・マルティン

「転倒せずにチェッカーを受けられたのは良かったです。昨日は2日連続が厳しい状況で、今日は11周連続で走行出来ました。大きなステップだと思います。引き続きこういった形で進めていきたいですね。100%の状況でバイクを操ることが出来ていませんが、これは手首だけではなくて体全体の問題です。引き続き改善をしていきたいですね。アプリリアとも協力して、より自然なライディングスタイルを取れるようにしたいですね。」

「今日はフィジカルに問題がなければQ2に行けたでしょうし、アプリリアのポテンシャルは高いですね。ペースは苦戦しましたが、これは以前のバイクと同じような操作をしてしまっていることが原因です。バイクに対しての指示の出し方を含めて理解して行く必要があります。最初の数ラップはオーバーテイクも出来ましたしスピードを発揮出来ると思います。ペッコの走行位置は彼の実力からするとふさわしくないものでしたが、何か問題を抱えていたんでしょう。彼とのバトルを楽しみました。明日は本当にタフになると思います。ライバルとのバトルではなく自分のペースを見極めて走ることが重要です。」

(Photo courtesy of michelin)