スペインGPの予選Q2ではマルク・マルケスの好タイムをファビオ・クアルタラロが破りポールポジションを獲得。ヤマハがポールポジションを獲得するのは2022年インドネシアGP以来となり、実に1134日ぶりのポールポジション獲得となった。3位はフランチェスコ・バニャイアとなった。

ただし、フランチェスコ・バニャイアが指摘しているように、マルク・マルケス、アレックス・マルケス2名はピットレーンからトラックにグリーンライトが点灯する前に飛び出してしまっており、これにより何かしらのペナルティーが与えられる可能性がある。

4位はアレックス・マルケス、5位フランコ・モルビデッリ、6位マーべリック・ビニャーレス、7位アルデゲル、8位ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、9位ジョアン・ミル、10位ヨハン・ザルコとなった。

予選1位ファビオ・クアルタラロ

「ヤマハの皆にとって最高の瞬間ですね。ポイントはレースとスプリントでしか得られませんが、トップ選手達に接近出来ていることが嬉しいですね。スプリントでもしっかりとバトルしたいですね。レースはより難しいと思いますが、今までの努力が報われたと思います。」

予選2位マルク・マルケス

「もしペナルティーを受けるにしても、自分は一度ストップしていました。いずれにしてもレーストラックでパフォーマンスを発揮していることが最も重要です。フロントローを獲得していますしね。100%の走行が出来ていますが、ファビオは素晴らしいパフォーマンスでした。レースではファビオ、ペッコ、アレックスとタイトなバトルになりそうですね。」

予選3位 フランチェスコ・バニャイア

「今朝のフィーリングは良かったですがターン7でプッシュしすぎてフロントを失いました。今日重要なことはフロントローを獲得出来たことです。アレックスとマルクはレッドライトの状態でトラックに出ていったと思うので、順位変動があるかもしれません。いずれにしても良い仕事が出来ていますし、フィーリングもいいですね。」

スペインGP Q2結果

順位ゼッケンライダー名メーカータイム最高速度
1位20ファビオ・クアルタラロYAMAHA1’35.610292.6km/h
2位93マルク・マルケスDUCATI1’35.643295km/h
3位63フランチェスコ・バニャイアDUCATI1’35.755298.3km/h
4位73アレックス・マルケスDUCATI1’35.758296.7km/h
5位21フランコ・モルビデッリDUCATI1’35.828298.3km/h
6位12マーべリック・ビニャーレスKTM1’35.852295.8km/h
7位54フェルミン・アルデゲルDUCATI1’35.978295.8km/h
8位49ファビオ・ディ・ジャンアントニオDUCATI1’36.054298.3km/h
9位36ジョアン・ミルHONDA1’36.161295.8km/h
10位5ヨハン・ザルコHONDA1’36.207296.7km/h
11位72マルコ・ベッツェッキAPRILIA1’36.217297.5km/h
12位37ペドロ・アコスタKTM1’36.340300km/h