マレーシアGP初日、転倒からの巻き返し
マレーシアGP初日に転倒を喫し、理想的な滑り出しとは言えなかったペドロ・アコスタ。雨が降り出したタイミングでのQ2進出という難しい状況の中、攻めの姿勢を貫き、KTM勢としては自らとポル・エスパルガロのQ2進出という成果を残した。一方で、タイヤ消耗の激しさに課題を感じており、決勝レースに向けては大きな期待よりも冷静な判断と集中力を維持して臨もうとしている。

転倒の影響と予選Q2進出への手応え
「ベストと言えるスタートではありませんでした。転倒もしてしまいましたし。転倒で得られるのは時間のロスという事実だけです。もっと序盤から集中していかないといけません。KTMとしては自分とポルがQ2に進出出来たのは良かったですね。タイムも悪くありませんが、タイヤマネジメントは明日しっかりと考えていく必要があります。」
雨の影響下での戦略と判断
「雨が降り出したラップでQ2進出だったわけですが、もうこれはプッシュするしかないと思っていました。その後雨が止んで走行する時間が取れたのは良かったですね。転倒で時間を失ったことを考えるとありがたいですね。」
決勝に向けた慎重な姿勢と課題意識
「レース向けては大きな期待はしていません。現状自分たちのバイクのタイヤ消耗は大きいんです。できる限り良いレースをしたいと考えています。しっかり集中していきたいですね。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。