今週末はいよいよアルゼンチンGPです。舞台となるのは2014年にMotoGPのカレンダーに加わったテルマス・デ・リオ・オンド。レプソルホンダは2014年と2016年にダブル表彰台を獲得している相性の良いサーキットです。しかし2017年はマルケス、ペドロサの両選手が相次いでリタイアしたサーキットでもあります。昨シーズンも序盤のポイントの取りこぼしによってドヴィツィオーゾ選手に追いつかれた形のマルケス選手ですから、今週末は落ち着いていきたいと語っていますが、果たしてどのようなレースが展開されれるのでしょうか。

マルク・マルケス

「カタールではあと少しで優勝という素晴らしい形でシーズンをスタートすることが出来ました。さらに先週はヘレスで行ったテストもポジティブな内容でした。現時点では非常に良い感触ですね。バイクの感触もいいですし、チームもいい形で機能しています。しかしタフなシーズンの序盤であることを忘れてはいけません。異なるサーキットではどうなるか、今週のテルマスではどうなるかを見てみる必要があります。」

「自分はこのアルゼンチンのサーキットが好きですし、ファンの雰囲気も好きです。彼らは常に情熱的で献身的にサポートしてくれます。ただ、油断は出来ません。エキサイティングなレースの後に少し落ち着く必要があるでしょう。集中して、さらにスピードを発揮するために懸命に作業をする必要があります。チャンピオンシップは多くの選手に可能性があると思います。日曜には多くの強力なライバルが優勝争いをするでしょう。現時点では全てイコールコンディションであると感じます。シーズンの中で誰がさらに向上出来るか、コンスタント差を維持してフロントに立てるかどうかがわかるでしょう。」

(Photo courtesy of michelin)

<HRC プレスリリース>