Kevin Benavidesはこの日のステージ3で誕生日を迎え、ステージ優勝が出来る位置で走行していましたが、最終的にこの日は3位、総合2位となりました。今日はSan Juan de Marconaから始まり、SS区間は最初に264km、後半に65kmが設けられており、ステージ全体の距離は800km近いものでした。

Benavidesの素晴らしい走りとは対象的にJoan Barredaは2019年のダカールラリーをリタイアする結果となりました。彼は視界が悪いエリアでバイクのコントロールを失い、渓谷に落下、バイクを救出することが困難であったためリタイアとなりました。彼の成績は開幕ステージでの優勝、序盤2つのステージでの総合1位というものでした。

明日はマラソンステージとなり、ライダー達はチームメイト以外のメカニカルアシストを得ることが出来ません。352kmのSS区間、全体で511kmのステージを走破し、Moqueguaのキャンプに到着することとなります。

Kevin Benavides

「今日は長いレースでした。今日はスターティングポジションが有利でしたね。バイクも快適でした。ナビゲーションミスを少ししてしまいましたが、最終的には良い1日でした。総合順位をアップ出来たことは嬉しいですし、どのステージでも自信を感じています。誕生日に総合2位になれたのは良い気分です。」

Joan Barreda

「残念ながら私のダカールは終わってしまいました。今まで非常に良い形で進んでいたんです。良い形で前を行くライダーを追っていました。山岳エリアに到着した時、霧が濃く視界が制限されてしまいました。ロードブックとGPSを頼りに進んで崖に到着し、渓谷に落ちてしまい、引き返そうとしたところWalknerもやってきていました。彼らは自分を見て早めに引き返すことが出来たようです。自分は渓谷から上に戻る道を探していたんですが、どうしても戻ることが出来ませんでした。」

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(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)