レギュレーション違反のYZF-R1でのテストによりペナルティー
ファビオ・クアルタラロは開幕前にレギュレーションに違反したマシン(※R1)でテストをしたことで、今週末のスペインGPのFP1で、20分間セッションに参加出来ないというペナルティーを受けた。
レギュレーション上では市販車で練習走行をする場合、特定のパーツのモディファイ(※ホイール、ブレーキキャリパー、マスターシリンダー、ブレーキライン、ブレーキディスク、サスペンション、タイヤ、ステップ、ハンドルバー、レバー、エキゾースト、ボディワークのデザイン変更など)が禁止されており、ファビオ・クアルタラロの使用したR1のタンクやブレーキディスク(※カーボンディスクに変更)などが、市販状態から変更されていたことが問題となっていた。

ファビオ・クアルタラロはモディファイが施されたR1の写真をSNSにもアップしており、改造によって何らかの利益を得ることが目的ではなかったことは明らかだ。単純なレギュレーション解釈上のミスということではあるが、45分間のセッションの約半分に参加出来ないという比較的思い処罰が下された。
ご存知のように、ライダー達はFP3までのタイムでQ2進出が決まるため、FP1からFP3までセッティング作業、タイヤの理解、ライバルの確認、タイムアタックなどを同時進行する必要があるため、無駄にしている時間はない。
(Source: sepang racing team)
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。