中上 貴晶「来年以降の契約が決まったことで、残りの4戦に集中していく」

中上 貴晶

中上 貴晶はHRCとの複数年契約を更新、年数はおそらく2年と予想されるが、大きな違いは来年から最新型のバイクを使用出来ることだ。今回契約更新はHRCディレクターの桒田氏と直接やり取りをしたようで、来年以降はマネージャーの起用を考えているという。

中上 貴晶

これからの4戦に集中していく

中上 貴晶

「来年から2年間、最新のバイクでの参戦となります。来年以降のシートが決まりましたから、残りの4レースにしっかりと集中していきます。いつもと同じようにメインゴールは8表彰台を獲得することです。もしそれが優勝であれば最高ですね。」
中上 貴晶

2021年から最新型を使用する

「来年からは最新型のバイクを使用します。つまりファクトリーとサテライトの4台のバイクが全く同一のバイクだと言うことです。自分にとって素晴らしいニュースですね。過去3年間は旧型のバイクを使用してきました。来年に関しては通常とはレギュレーションが異なります。ただ、ホンダ曰く、マルク、アレックス、ポルそして自分のバイクは同一です。」

「本当に嬉しいことですし、自分の本当のポテンシャルを発揮できると思います。ファクトリーチームをまかすことができれば最高でしょうね。来年が待ち遠しいですし、このチームであれば素晴らしい結果を残せると信じています。」
中上 貴晶

将来的にマネージャーを雇いたい

「2022年については分かりませんが、とりあえず来年については最新型のバイクを使用することが決まりました。マネージャーはいませんから桒田さんと直接交渉をしました。将来的なことを考えるとマネージャーがいたほうがいいですね。」

「いつもレースの後にドアをノックして時間があるか聞いていましたが、本来はレースウィークにこういった話をしたくないものです。お互いに時間が取れないこともあり、かなりの時間を無駄にしたと思います。ですから近い将来マネージャーを雇いたいと思っています。」
中上 貴晶

アレックスとのタイム差はわずかだった

「23周すべてアレックスの先週のデータと見比べてみましたが、両者にはわずかな違いがありました。アレックスと自分のベストタイムの違いは0.2秒でした。非常に大きな違いではありますが、外からは大きな違いだと思わないでしょう。」

「彼の方がコーナリングスピードが高く、いくつかのエリアではバイクを素早く起こすことができていました。これらだけではないでしょうが、本当に少しの違いなんです。そして小さな違いが0.2秒の差を生み出しているんです。しかし、今週末に向けて改善を進めることができています。」

「レプソルのバイクとバイクは異なりますから、完全に同一の比較はできません。しかしセットアップに関しては車高の違い、バランスの違いなどがあります。チェーンにかかる力を考えてもバランスは異なっています。」
中上 貴晶

先週と異なるタイヤを使用する可能性はある

「いまだにウィリーが多少発生していて、フロントの接地感が弱いんです。そしてフロントの設置間が不足しているとスピードを失ってしまうことにつながります。今週末の気温はどうなるか分かりませんが、もし気温が5度違うようであれば違うタイヤを選択することを考える必要があります。前回リアのソフトタイヤは限界でしたから、今回はミディアム、もしくはハードを使うこともあるかもしれません。」

アレックスのほうが序盤のペースが早かった

「アレックスはミサノのテストの後からスピードが増したと思います。彼は前回のレースで最もコンスタントにスピード発揮していました。自分も素晴らしいペースがあったものの、アレックスの方が序盤の10周でスピードがあったんです。」

「自分がするべき事はレースの序盤でバイクのグリップがある時点でさらにスピードを発揮することです。前回のレースでアレックスは特に前半が早く、自分のほうはいくつかのブレーキングポイントで、ブレーキングが安定していませんでした。」

「また、別のライダーの背後で走っているときにスムーズに走りすぎてしまったのが失敗で、他のライダーの後ろにいるときはよりアグレッシブに走行しないといけません。アレックスは誰かの背後で走行している時、よりアグレッシブです。すぐにイン側にマシンを突っ込みオーバーテイクを仕掛けていきます。」

「MotoGPは今や非常にタイトな争いですから、この部分は自分が改善する必要があるところです。他のライダーの後でタイムを失うと挽回は簡単ではありません。この部分の改善ができれば表彰台はすぐでしょう。」

新しいサスペンションはポジティブだが。。

「新しいオーリンズのリアサスペンションは第一印象としてはポジティブだといえます。いくつかのコーナーではポジティブですが、違いを感じない時もあります。そういった場合は安全のためにスタンダードなものを使用しています。コーナーエントリーに関しては大きな違いを感じませんが、ブレーキングや立ち上がりでポジティブなフィーリングを感じることが多いですね。」

「リアに荷重が移るほど、スムーズに感じることが出来ます。リアのスピニングは相変わらず発生していますが、スムーズになっていると感じます。ブレーキングでもより多くのグリップを使えている気がします。しかし、リアグリップが高すぎるとバイクを寝かすのが難しくなります。ですから、こうしたネガティブな点がある場合は、常にスタンダードなものに戻しています。」

「ポテンシャルは間違いなくあると思いますが、MotoGPが非常に接近している以上、あるパーツを機能させるためにあまりにも多くの調整が必要になってくるようだと、実際に使用するのは難しくなってしまいます。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)