2025年スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)第2戦ポルティマオラウンド初日のフリー走行が終了。Aruba.it Racing – Ducatiチームのニコロー・ブレガが2番手、アルヴァロ・バウティスタが5番手で初日を終えた。

両ライダーともポルトガルのトラックに好感触を示し、週末のレースに向けてDucati Panigale V4Rのセットアップとタイヤ選択に集中。安定した進化を見せた。

午前のFP1をトップで終えたブレガは、午後のセッションでさらにタイムを7/10秒以上短縮し、1分40秒294をマーク。トップのラズガットリオグル(BMW)に0.3秒差の総合2番手となった。

一方、バウティスタも午後にタイムを向上させ、ユーズドタイヤでの走行ながら午前のタイムを約0.3秒更新し、1分40秒706で5番手につけた。

ニコロ・ブレガ

「今朝はテストと比べて一歩前進できたので満足していますし、午後にはさらに改善することができました。実りの多い金曜日になり、トップラックとの差も縮められましたが、彼が週末の本命であることに変わりはありません。明日もう一歩進めれば、十分に戦える力があると思います。」

アルヴァロ・バウティスタ

「初日の内容には満足しています。オーストラリアで得られた良いフィーリングをテストでも再現できましたし、この2回のフリー走行でも同様でした。タイヤ選択の判断材料となる重要なデータも収集できました。まだやるべき作業は残っていますが、自信はあります。」

(Photo courtesy of Ducati)