2025年FIMスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)第3戦が、4月11日〜13日にかけてオランダ・TTサーキット・アッセンで開催される。Kawasaki Racing Teamとギャレット・ガーロフは、この伝統の舞台でさらなる前進を狙う。
カワサキのワークスマシン・Ninja ZX-10RRで今季から参戦しているジャーロフは、前戦ポルティマオでのレースを経て、「実戦での戦い方」に関して重要な手応えを掴んだと語る。ウィンターテストでは鋭いスピードを披露していたが、開幕から2戦・6レースを終えた現時点で総合16位。ポルティマオ第2レースでようやくそのスピードをレース結果へとつなげる兆しが見え始めた。
今週末のアッセンでは、金曜に2本のフリープラクティス、土曜にスーパーポール予選と21周のレース1、日曜には10周のスーパーポールレースと最終レースとなるフルディスタンスのレース2が予定されている。3レースでのポイント獲得が可能な重要な週末だ。
TTサーキット・アッセンは、古き良き公道レイアウトの名残を現代的なセクションに織り交ぜたユニークな構成で、スリップストリームを活かせる区間や、リズミカルにつながる高速コーナーが特徴。ライダーとマシンの総合力が試される一戦となる。

ギャレット・ガーロフ
「アッセンは大好きなサーキットなので、とても楽しみにしています。Kawasaki Ninja ZX-10RRでのレースで、今回はより良い週末になると思っています。ポルティマオでは多くのことを学びましたし、その経験を今週末にしっかり活かしたいです。自分自身とチームのために良い結果を出せるよう作業を進めていきます。」