フロントの感触がない問題が継続

フランスGPのスプリントレースで転倒を喫したフランチェスコ・バニャイアは、フロントの感触不足が原因だったと振り返る。FP2では好調だったものの、ソフトフロントタイヤでの予選に苦戦し、6番手からのスタートとなった。レースペースは表彰台に届く内容だっただけに悔しさをにじませつつも、「2周を生き残れば可能性はある」と語り、決勝への巻き返しを誓った。

フランチェスコ・バニャイア

「今日はFP2で非常に良い走行でしたが予選は最悪でした。ソフトフロントで苦戦してしまったんです。予選6位はここではそこまで悪くありませんが、レースではフィーリングが良かったんです。」

「ペースはトップ2でレースを終えるのに十分なものでしたが、転倒してしまったんです。今年は特にフロントの感触が足りていません。こういった転倒は起きてしまいますが、しっかりと理解して明日に備えます。」

「リーンアングルは深くありませんでしたし、こういった転倒は予測のしようがありません。明日はなんとか2周を生き残れば可能性はあると思います。バイクはフロントのフィーリング以外は良い状況です。トップ2は狙えるでしょう。」