ジョアン・ミルが64周走行、トップ10入り果たす
シーズン中の貴重なテスト機会を活かし、ホンダHRCカストロールはアラゴンでさらなるスピード向上に向けた作業を続けた。気温上昇とともにラップタイムも向上する中、ジョアン・ミルがチームを牽引。生産的な一日となった。
シーズン自己最高リザルトを記録したばかりのミルは、レース後のアラゴンテストに参加。ホンダRC213Vで64周を走行し、ホンダHRCテストチームが評価してきた新型スイングアームや、複数のセットアップを試した。ベストタイムは1分46秒419で10番手。週末の予選Q2タイムより約0.3秒速く、トップのマーベリック・ビニャーレスとの差は0.725秒だった。

ジョアン・ミル
「今日はポジティブな一日でした。いくつかのアイテムを試して、より競争力を高め、グリップ向上を目指して取り組みました。劇的な進化があったとは言えませんが、確かな前進は見られましたし、加速性能の面では確実に改善できたと思います。電子制御面でもいくつかのテストができ、このようなテスト日は有効に活用できたと思います。ライダーとしては常にさらなる進歩を求めるものですし、もちろんまだ取り組むべき部分や領域はあります。ただ、今日の目標だった加速性能や最高速の向上という点では成果が出たので、満足しています」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。