ヤマハが待望のV4エンジンを、9月のサンマリノGP(第16戦ミサノ)で初めてグランプリの舞台に投入することを正式発表した。マシンを駆るのは、テストライダーのアウグスト・フェルナンデス。ヤマハにとって大きな転機となるこの一戦で、新型M1のプロトタイプが実戦デビューを飾る。

ヤマハは昨年9月にV4エンジンの開発を初めて公表。その後、リカルド・トルモ・サーキットとカタルーニャ・サーキットでテストが重ねられてきた。ついにその成果をグランプリの現場で試す時が来た。このニュースは、ヤマハ・モーター・レーシングのマネージングディレクター、パオロ・パヴェジオ氏SNS上で明らかにした。

パオロ・パヴェジオ(ヤマハ・モーター・レーシング)

「重要なお知らせがあります。ミサノでは、アウグスト・フェルナンデスが我々のV4エンジンを搭載した新型M1プロトタイプでレースに出場する予定です。これは、我々の未来への取り組みを象徴する大きな一歩であり、毎戦全力で戦いながら前進を続けるという我々の決意の現れでもあります。」

ミサノでのレースデータは、ヤマハのV4エンジン開発における次のステップへ向けた貴重なフィードバックとなる見通し。ヤマハが長年こだわってきた直列4気筒から脱却し、新たな時代へと踏み出す歴史的な一戦となる。