契約交渉に動きが見えない中、ミラーが最後通告

ジャック・ミラーがハンガリーGPを前に、ヤマハに対して契約提示を急ぐよう明確な最後通告を突きつけた。今季限りで現契約が終了するジャック・ミラーは、ヤマハの動向が不透明な中で他の選択肢にも目を向け始めている。ヤマハのシート状況は厳しく、2026年からは二度のワールドSBK王者トプラック・ラズガットリオグルがプラマック・ヤマハから参戦予定。チームメイトのミゲル・オリヴェイラはすでに来季以降も契約が残っており、ミラーの将来は不透明なままだ。2025年のパフォーマンスではヤマハ勢で2番手につけてはいるが、総合順位は17位と低迷している。

ヤマハの技術転換とミラーの経験

今後ヤマハが本格的にV4エンジンに移行しようとしていることを考えると、V4エンジンで長くMotoGPで戦ってきたジャック・ミラーの経験、フィードバックはヤマハにとっては大きな価値を持つ情報と言えるが、その部分をヤマハが評価出来ないのであれば次に進むだけというミラーの言葉はまさにその通りと言えるだろう。

ジャック・ミラー

「自分はもう十分に待ちました。欲しいなら欲しい、いらないならそれでいい。ただそれだけです。正直、彼らがどんな戦略を立てているのか自分にも分かりません。しかし、自分には他の選択肢もありますし、それを前に進める準備はできています。返答がすぐに来ないなら、次に進むつもりです。」

「自分の中では明確なリミットは決めていますが、それをメディアに言うつもりはありません。とにかく、もう十分に我慢してきました。選ぶなら選べばいいし、選ばないならそれで終わりでしょう。ヤマハと一緒に開発を進め、前に進むのを楽しみにしていました。自分には伝えられる情報も多く、フィードバックも提供できるし、こういったプロジェクトには貢献できると思っています。もし彼らがそれを評価できないなら、自分は他に進むだけです。」