
プラクティスでの不調からバイクの改善に成功
ジャック・ミラーはオーストラリアGPで、プラクティスでの不調を経てバイクに加えた変更が功を奏し、満足のいくパフォーマンスを見せた。好スタートを切り、アレックスの背後で手応えを感じながら走行していたが、KTMの圧倒的な直線スピードに阻まれ、抜かれた後にペドロの前に出ることは叶わなかった。それでもレース内容には満足しており、決勝ではリアタイヤの温存が鍵になると見ている。
KTMの直線スピードに苦戦するも手応えを得た走行
「今日は良いレースだったと思います。プラクティスは少しイマイチでしたけどね。バイクに変更を加えたことがうまくいったと思います。レースはスタートも良かったですし、アレックスの後ろで走行する中で更にいけそうな感触がありました。ペドロに抜かれた後は彼を抜き返そうと狙って後ろを走行していましたが、KTMはストレートが速かったですね。KTMはパワーがあるので、軽々とストレートで抜いていかれました。最後まで攻めましたけどペドロは完璧なディフェンスでした。いずれにしてもパフォーマンスに関しては満足しています。
決勝に向けた課題とターンでの駆け引き
明日のレースはリアタイヤを温存することが重要になりますね。ペドロに最後仕掛けたのはターン10で少しタイトに周り、ターン11でミドルラインでバイクを寝かせた状態を長くして、そのままのモメンタムで抜きにかかりました。もう少しで抜けそうでしたけど衝突の可能性があったので身を引きました。その後のストレートも短いですし難しかったですね。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。