マレーシアGPのスプリントレースは、フランチェスコ・バニャイアが勝利を収め、復調の手応えとともにチームと分かち合う価値ある1勝となった。一方で2位に入ったアレックス・マルケスは、緊張感の中でも確実にチャンピオンシップ2位を確保し、3位にはフェルミン・アルデゲルが入り、今季ルーキー・オブ・ザ・イヤーの目標を達成。荒れたレースを乗り切った喜びとともに、次なるチャンスに視線を向けた。

スプリントレース優勝 フランチェスコ・バニャイア
「調子が戻ってきたかはなんとも言えません。いずれにしても嬉しい結果ですしチームにとっても嬉しい結果です。自分と共に苦しんできたわけですからね。状況は明確になっていません。昨日は苦戦して今日は良い走りが出来ましたが、この状況を解明したいと思います。過去にこうした結果で苦戦したケースはありませんから。明日も今週末同様に作業をしてバイクのフィーリングを改善したいですね。」
スプリントレース2位 アレックス・マルケス
「今日はナーバスでしたね。ライディングも硬かったですね。最終的にチャンピオンシップ2位を獲得出来て嬉しいです。まだこれからレースが続いていきますが、今はしっかりと楽しみたいですね。」
スプリントレース3位 フェルミン・アルデゲル
「今日は良い1日でしたね。今シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得するのはゴールの1つでした。これを達成できました。オーストラリアはイマイチなレースでしたから、ここで達成出来て良かったです。タイヤ空気圧もあってクレイジーなレースでした。しっかりとチェックしたんですが、終盤に電子制御がおかしくなっていました。現時点で確定の順位かわかりませんが、今日の結果には喜ぶべきでしょう。Ducati、Gresini Racing MotoGP、家族とファンクラブの皆さんに感謝します。明日はまたチャンスがあると思います。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。