★MotoGP2017ミシュランタイヤ オーストラリアGP決勝レースリリース

日本GPに引き続き、実にエキサイティングなレースとなったオーストラリアGPでした。全周に渡って激しいバトルが繰り広げられ、近年稀にみるようなMoto3のようなレース展開となりました。この素晴らしいバトルを見ることが出来たのも、27周に渡ってタイヤが素晴らしいパフォーマンスを発揮したからだと言えるでしょう。なお、今回ミシュランはMotoGPに2023年までタイヤを供給するシングルタイヤサプライヤーとしての契約を更新しています。

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フィリップアイランドで開催されたミシュラン・オーストラリア・モーターサイクルグランプリは、MotoGPの歴史に残る1戦となり、8人のライダーによる息を呑む戦いの中でマルク・マルケスが勝利を遂げました。

マルケスは昨日の予選で27周のレースのポールポジションを獲得。しかしターン1までには地元のヒーローであるジャック・ミラーがマルケスを抜きます。彼のホームのファンの前で、ミラーはレースをリード。しかしバレンティーノ・ロッシが5周目にミラーを抜きます。

9度の世界王者はその後4周に渡ってレースをリード。その後ヨハン・ザルコがフロントに立ちます。ルーキーのザルコは5周に渡ってトップを走行。しかしその後ロッシが再びトップに立ちます。その後マーべリック・ビニャーレスが、そして最終的にはマルク・マルケスが、世界最高峰のライダー達が参加したバトルのトップに立ちます。

一時は5人のライダー達がレースをリードし、さらにカル・クラッチロー、アンドレア・イアンノーネ、アレックス・リンスがバトルに加わります。これらのライダー達が素晴らしい接近戦を繰り広げ、レース全体で素晴らしいオーバーテイクを繰り広げました。そしてこれらの素晴らしいバトルは、ライダー達がミシュランタイヤに寄せる信頼によるものと言えるでしょう。

今週末はフィリップアイランドでは天候が大きな役割を担いました。冷たいセッション、ウェットコンディションで行われたセッションに加え、時折日差しも差し込みました。その為ライダー達は最後までレースの天候を伺いつつ、MICHELIN Power Slickタイヤを使えずにいました。

レースは晴天で強い風のコンディションで開催され、この週末で一番の暖かさを記録しました。マルケスはフロントにミディアム、リアにソフト選択。マルケスは最後までタイヤを最高の形で温存し、今期6度目の勝利を遂げ、これでチャンピオンシップにおけるリードを大きく広げました。

2位を獲得したのはロッシで、ロッシは前後にミディアムを選択。3位を獲得したビニャーレスはフロントにミディアム、リアにソフトを選択。ザルコは4位を獲得し、レースのファステストラップを記録しました。この結果により、ザルコは独立チームライダーとしての最高位、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの獲得を確かなものとしました。5位となったのはクラッチロー、そのすぐ後にイアンノーネが続きました。ホームレースとなったミラーが7位を飾り、リンスが8位となりました。トップ10にはKTMのポル・エスパルガロ、ブラッドリー・スミスがそれぞれ続きました。

ミシュラン・オーストラリア・モーターサイクルグランプリはレースウォークの中で重要な発表が行われ、この中で行われたプレスカンファレンスにはドルナスポーツのCEOであるカルメロ・エスペレーター、ミシュランのモータースポーツ部門ディレクターのパスカル・クワノンが出席。このプレスカンファレンスの場において、ミシュランタイヤがMotoGPのオフィシャルタイヤサプライヤーとして5年間の契約を更新することが発表され、2023年までミシュランが最高峰クラスにシングルタイヤサプライヤーとしてタイヤを供給して行くことが決まりました。

この後ミシュランは赤道を超え、MotoGP3連戦の最後の舞台であるセパンで10月29日に開催されるマレーシアGPに向かいます。マレーシアGPは今シーズン18戦のうちの17戦となり、チャンピオンシップ争いはまだ終わらないことから、また別のスリリングな戦いが予想されます。

マルク・マルケス

「今日のレースは本当に素晴らしかったですね。今日のレースはまるでMoto3のようで、最後まで多くのバイクが絡む戦いとなりました。これは多くのライダー達がタイヤをセーブしていたこと、ほとんどのライダー達がリアにソフトを選択したことによるものでしょう。リアにソフトを選択したライダー達は皆タイヤをセーブしようとしました。これは皆がレースの最後にタイヤは限界を迎えるとわかっていたからです。しかしミシュランのタイヤは最後まで素晴らしい形で機能し、自分も残り5周で最大にプッシュし、十分にリードを広げる事が出来ました。」

「今週末はずっと良いフィーリングで、全てのセッションをリードすることが出来ました。FP2では2位タイムでしたけど、ウェット、ドライ、コールドコンディションでもタイヤは機能してくれ、自分も良いフィーリングでした。この勝利は実に嬉しいですし、これでチャンピオンシップのリードを広げる事が出来ました。」

「またミシュランがこれから5年タイヤサプライヤーとなるというニュースは、ライダー達、チーう、そしてミシュランにとっても重要なことです。多くの技術を必要とする新しいカテゴリーでのスタートというのは時間がかかるものですが、ミシュランはすぐに素晴らしいレベルに達してくれました。今こうして安定感のあるタイヤがあり、毎週素晴らしい形で機能する、ほぼ同様のコンパウンドがあります。ライダー達、メーカーもタイヤの事をしっかりと理解し始め、これからどんどん速く走る事が出来ると思いますね。」

ミシュラン テクニカルディレクター ニコラ・グベール

「こんな素晴らしいレースの後に言葉がありません。フロントグループのパフォーマンスは実に素晴らしかったですし、このような素晴らしいレースを目撃することが出来た事が凄いことです。ライダー達はタイヤを限界までプッシュしていましたが、ここまでタイヤへの要求が厳しく路面が荒いトラックにおいて、パフォーマンスの低下は見受けられませんでした。」

「このレースは常にチャレンジングですが、ここでライダー達がリアにソフトを選択したのは初めてで、タイヤをしっかりと機能させていました。レースウィークを通じて様々なコンディションとなり、今日のタイヤチョイスは非常に難しかったでしょう。トラックは今週の中で一番暖かくなりましたが、レース開始が極めて遅かったことから気温は急激に下る可能性がありました。そしてこれら全ての要因を考慮する必要があったんです。」

「ミシュランのテクニシャン達は全てのチームと密接に作業を行ない、チームのタイヤ選択に対してアドバイスを行いました。これは同時に、異なるライダー達とメーカーが、様々なコンパンドを使用することが出来たということでもあります。我々はこれからマレーシアへと向かいますが、マレーシアはここよりもずっと暖かいでしょう。これはまた我々にとってはチャレンジとなりますが、準備はしっかりと出来ています。」

ミシュラン モータースポーツディレクター パスカル・クワノン

「今週はミシュランにとって非常に忙しい週末でした。フィリップアイランドのタイトルスポンサーであったということに加え、名誉にも我々の契約延長を発表することが出来ました。これからさらに5年間MotoGPの一部であることが出来るというのは大変嬉しいことです。カルメロ・エスペレーターとドルナが、ミシュランがMotoGPに復帰して以来続けている仕事、達成してきたチャレンジに契約延長という形で応えてくれたのは、大きな賛辞だと言えます。」

「この2シーズンは素晴らしいレースが何度もあり、タイヤパフォーマンスと戦略がこのショーに大きな貢献をしてきました。ミシュランはMotoGPにおいて重要な役割を果たしてきた事を嬉しく思い、ドルナとミシュランの関係は、ドルナが2023年までミシュランをテクニカルパートナーとして、シングルタイヤサプライヤーとする契約を延長したことで、さらに強化されました。」

「ミシュランはMotoGPの中で今まで以上に安全で、より競争力の高いレースタイヤを開発し、この場で得られた技術革新を市販タイヤにフィードバックしていきます。最高峰クラスのチャンピオンシップで得られた情報は、ダイレクトに我々のロードタイヤに結びついています。今後も世界最高峰のレーサーが集うトラック上、そしてストリートでも我々のベストを尽くし、最高のタイヤを供給していくことに注力していきます。」

(Photo courtesy of michelin)

<ミシュランタイヤ プレスリリース>

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