今までカラフルな識別コードを採用していたダンロップのMoto2用タイヤですが、今年は最も柔らかいコンパウンドのタイヤのみが明るいイエローの識別マークが入るとのこと。今まではイエロー、グリーン、シルバー、グレー、ホワイトなどで識別されていましたが、わかりにくいという声を受けて簡素化したということです。ただ、これは遠目から様々な光の条件で見ると似たような色に見えるということが問題であって、例えば信号色(赤、青、黄)を採用するなどのほうがわかりやすいような気もします。

ファンからのリクエストにより、ダンロップはMoto2におけるタイヤ識別のカラーコードを簡略化します。これは来月から始まる2018年の開幕戦の舞台カタールから適用されることとなります。

練習走行や予選でチームが使用するタイヤについて、どのような種類のタイヤを使用出来るかということを決めるのは引き続きダンロップですが、今年ダンロップは最もソフトなタイヤのみにカラー識別を行うこととなります。

ブライトイエローのサイドウォールのタイヤが、使用可能な中で最もソフトなタイヤとなり、スタンド、家から観戦しているファンにとっても識別が容易になります。レース全体を通じての最大限の耐久性を発揮するため、全てのタイヤは、トラックの要求や路面に沿って選択されますが、2018年はどのライダーがどのオプションを使用しているのかの判別が容易になるでしょう。

(※既存のカラー識別)

(Photo courtesy of goodyear)

<goodyear プレスリリース>