金曜、土曜に調子が悪くても、日曜のウォームアップラップで良いフィーリングを得て、決勝では追い上げるというのがロッシ選手の特徴でもありますが、予選8位からこうした走りを今年の開幕戦でも見せてくれるでしょうか。

バレンティーノ・ロッシ

「ラップタイムは悪くなかったんですが、ポジションは良くないですね。1:54.3は2列目からのスタートには十分だと思っていたんですが、そうではありませんでした。3列目からのスタートとなるとより難しくなります。しかし10人から12人のライダー達が良いペースであるということもまた事実なんです。ですから、前にいる選手も後ろにいる選手も非常に強力です。自分のペースは良いんですが、明日何が起こるかを理解するのは簡単ではありません。」

「全てはレース後半にかかっています。タイヤが持てばペースを22周維持することが出来ます。予選の中であまり良い感触は無かったんです。特にリアタイヤに関してはそうでした。あまりにもスピンが多すぎたんですよ。明日に関してはフロントをより心配しています。フロントタイヤが良い状態であれば、最終ラップまでタイトな争いになるでしょうから。ただ、今日はまだ土曜ですから、明日に何かを変えることが出来るかもしれません。」

(Photo courtesy of michelin)

<モビスターヤマハ プレスリリース>