まだ公式のアナウンスはありませんが、Marc VDSは2019年からスズキと3年契約を結び、スズキのサテライトチームとなるようです。正式なアナウンスは今週末のアメリカGPの舞台となるCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)において行われる見通し。

スズキ陣営はアルゼンチン戦の時点で、Marc VDSのクルーチーフ2名と共に、今後何が必用になるのかなどの打ち合わせを行ったとされており、Marc VDS代表のマイケル・バルトレミーはドイツのspeed weekのインタビューに「Marc VDSは今後3年間スズキと歩んでいきます。2019年には4台のGSX-RRを受けとる事で合意しています。」と語っています。

この話が実現すると、スズキにとっては2002年にMotoGPクラスに参戦を開始して以来始めて、サテライトチームを所有することになります。現時点ではスズキが供給するとされている4台のGSX-RRが完全なファクトリーマシンなのか、1年型落ちのマシンになるのかは定かではありません。


しかしMarc VDSは今までテック3に変わり、ヤマハのサテライトチームなることが予想されていました。スズキのダヴィデ・ブリビオもインタビューの度に「2019年にサテライトチームを持てれば。。」と言葉を濁していただけに、現在のMotoGPクラスの中でも有力サテライトチームの1つであるMarc VDSとスズキが合意に至ったというのは、にわかに信じがたい話です。

(Source: Speedweek, sports.okezone)