ジルベール症候群の治療のために2018年シーズン参戦を止めたジョナス・フォルガーが、ヤマハのヨーロッパの新テストチームのテストライダーとして復活。現時点ではワイルドカード参戦は未定とのこと。

ジョナス・フォルガー

「多くの友人や懐かしい顔に再び会えて嬉しいです。バレンシアに戻ってくるのは本当に感傷的になりました。ヤマハが新たに設けたテストチームでライダーを務めることになり嬉しいです。久々のヤマハのバイクでの走行になりますから、出来るだけ速くフィーリングを取り戻したいと思います。フィジカル面の問題で引退せざるを得ないことがありましたが、今はもう大丈夫えす。テストライダーとしてこうして戻ってこれたことは嬉しいですし、自分が知っていて大好きなバイクであるヤマハで走ることが楽しみです。」

「Kalexでテストもさせてもらいました。特にプレッシャーもなかったので楽しみました。自転車でのトレーニング、モトクロス、エンデューロなどもしてバイクにも乗っていました。テスト2日間ではまずはリズムを取り戻すこと、自信を取り戻すことに時間を使います。」

「全く新しいチームですからチームの人達を理解すること、そして新しいバイクにも慣れて行く必要があります。この2日間は学び、そしてもとのリズムを取り戻すことがメインとなるでしょう。」

「1年ヤマハのバイクに乗っていませんから、ヤマハが何を改善しようとしているのか、何を改善する必要があるのかを理解することも必要です。限界のレベルで走ってバイクの改善をクルーと共に進めていくことが自分の仕事になります。単純に周回することではなく、限界で走らなければバイクを改善することは不可能なんです。」

「ですからヤマハは新しいテストチームをヨーロッパに作ったわけで、その一員となれたことは本当に嬉しいことなんですよ。テストプランは何度乗るといったことはあるんですが、ワイルドカードについて話すのはまだ時期尚早でしょう。今はまずバイクに乗ってフィーリングを取り戻しことが重要になります。」

(Source: jonasfolger.com)

(Photo courtesy of jonasfolger.com)